こんにちは
院長たぐちです!
本日は「急性痛と慢性痛の違いとは?」です。
例えば急性腰痛と慢性腰痛の違いは?と聞かれてすぐに答えられますでしょうか?
ちょっと難しいですよね。
急性の痛みは基本的に炎症の痛みです。
組織が損傷すると炎症がでて修復に向かうのですが、炎症反応がおこるとは痛みをともないます。
慢性痛は、血行の不良と「脳」のトラブルが関係する痛みがあります。
血行不良は自律神経の乱れや筋肉の過緊張などでおこりますが、血行不良になると血管を広げる物質「ブラジキニン」などが出ます。、
ブラジキニンは、発痛物質でもあるので痛みを感じます。
またストレスなどで脳の痛み抑制の働きが低下しても痛みを感じやすくなります。
以上が急性痛と慢性痛の違いとなります。
メカニズムが違うので、対応も全く違ってきます。
慢性痛に急性痛の処置をしていることは、火のないところに消化器を噴射しているようなものです。
自ら痛みを知ることは、慢性的な痛みの緩和ケアの第一歩です。
まずは痛みを良く知ることが、治療の始まりです。
慢性痛でお悩みの方はご相談ください。